# 田胡研のサーバ紹介 2017年ver
最近は早期配属の3年生も入ってきていろいろ楽しげなことが始まりそうな田胡研です.
今日は田胡研のサーバ(物理)の紹介をしようと思います
# 田胡研のサーバ
田胡研は片柳研究所塔の11Fの角に部屋を持っていてそこをサーバルームにしています.
ここにはCSCと同じ数ほどのサーバがあります.
サーバは用途別にいくつかの系統に分かれていて
* VM用サーバ
* Fileサーバ
* 実験用サーバ
* Dockerクラスタサーバ
などの目的ごとに配置しています.
# VMサーバ,Fileサーバ
IBM製(古い)のラックにブレードサーバが4枚とFileServerが1台あります. IBMのThinkPadのようなKVMがありそれぞれにアタッチできるのですがとても時代を感じます.
このラック内のブレードサーバは主に研究室の主要サービスに使われており
* FrontWebServer(Nginx)
* DNS
* Mail
* Wiki
* Gate
* LDAP
等サービスをホストするVMサーバと
* Zabbix
* backup
等の監視・重要ファイルのミラーリングに使われています.
ファンがうるさいです.
一番下にあるのがFileServerで自作したものになっています.
FreeNASを入れてありRAID6構成ZFSでストレージプールとしiSCSIやNFSでVM等にファイルやボリュームを供給しています.
FireServerはリプレイス計画があり1ヶ月内に倍以上の容量になる予定です.
# 実験VMサーバ
IBM製ラックの横にはアルミラック上にまな板で組んだサーバがありこれらは実験用のVMを供給するサーバとして使われています.
実験用VMサーバは現在2台あり,1台は個人で使ったり、いろいろな用途に使うよう,もう一台は学生PortalのコピーをホストするVMとして利用しています
本学で8000人が利用している学生Portalは田胡研製なので田胡研内でも学生ポータルが開発用にホストできるようになっています.
学生Portalの他にもCSCで運用しようとしている開発中のサービス等もこのVM上のリソースを利用したりしています.
下にあるPCケース入りのPCはCS学部のサーバになっていて田胡研の管轄外なのですがおいてあります. 学部サーバはカーネルのバージョンがとても古いと聞いたことがあります.
# 実験サーバ, Dockerクラスタサーバ etc
VMサーバがあるアルミラックの横に更にアルミラックがありそこにはたくさんのまな板のサーバがあります,
これらは個人の実験用に使われています.
現在では
* DockerCluster(Kubernetes)のノードとして6台
* 田胡研の次期インフラ基盤として期待しているOpenStakサーバ(in Gentoo)
* 田胡研が作ったFileSystem(Elton)が動くサーバ
等に使われています.
このラックにも追加するサーバをこの前発注したので近いうちにPCが増える予定です.
PCはどんどん移り変わっていくのでこの時こんなんだったんやでってのが残ってるといいなって記事にしてみました.
今日はこれでおしまい. あまり期間があかないように書いていけたらなぁ...


